別れの時に どうしてあなたは鉛筆を渡したのだろう
何時か縮んで失くなる物なんか思い出にもなりゃしない
記憶が消え失せる事が怖くてずっと使わないまま
唯机の上で冷え切って悲しそうに佇む
夜の空に星が無くても私はうたを書ける
浮かんだ一つ一つは二度と戻らないから
あの鉛筆で書き殴った
熱を帯びて再び思い一つ削り出した
別れの時に どうしてあなたは鉛筆を渡したのだろう
何時か縮んで失くなるから悲しみを忘れられるように?
同情なんて要らないのに 哀しみだけは加速する
唯握り締めて縮み出した記憶感じてる
夜の空に星が無くても私はうたを書ける
浮かんだ一つ一つは二度と戻らないから
あの鉛筆で書き殴った
熱を帯びて縮みながら輝き出す記憶
熱を帯びて冬の寒さに震えた別れの記憶
暖かく蘇る 失くしながら 光る涙 沸点に達した
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