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2007年10月16日火曜日

カッターナイフ

大切な人が 手首に刃物当ててるのを見た
悲しかったよ 腕自体 傷だらけ
何度も軽くやったそうだよ
でも表は無神経なフリして

根暗な僕が 思いっきり泣いた夜
手首にカッター 当ててみたよ
錆び付いた鉄
とても冷たかったんだ

血の色が見たい訳じゃ無い
匂いを知りたい訳じゃ無い

嫌なもの皆消していかないと
体に悪いと思ったのさ
そう言ってカッターナイフ
部屋の隅に放り投げた

大切な人が 手首に刃物当ててるのを見た
呆然と見てただけ 何故なんだか
いつもやってたそうだよ
僕には君 輝いて見えるのに

青い空の向こう側は
多分今 夜が明ける頃

嫌なもの殺していかないと
僕駄目になっちゃうのさ
そう言ってカッターナイフ
部屋の壁に傷付けた

あの人が泣いている
この僕もまた泣くよ
反射する透明な光
心臓の中を抉っている

嫌なもの皆消していかないと
体に悪いと思ったのさ
そう言ってカッターナイフ
部屋の隅に放り投げた

嫌なもの殺していかないと
僕駄目になっちゃうのさ
そう言ってカッターナイフ
部屋の壁に傷付けた

2007年10月5日金曜日

塗り絵

テレビをつけた
何ヶ月振りだろう
騒がしい報道陣
近くの家で殺人事件

よく見てみれば
昔の彼女の家
全てが血まみれ
かつて二人で写った写真も

そんな夢を見た
僕は思った

生きてることを
息をしてることを
誰でもいいから
透明じゃなく 色のある色にしてくれ

夢の中で見た景色に怯え
空白の部屋を閉ざす
そんな劇を演じた
白夜の月の下

僕は思った

人の想いも
すれ違いの意味も
誰でもいいから
透明じゃなく 色のある形にしてくれ

此処は多分 塗り絵の世界
空白もいつか形を成して生まれる

生きてることを
息をしてることを
誰でもいいから
透明じゃなく 色のある色にしてくれ

夢の中 彼女の家行ったら
鮮やか過ぎる鮮血で色付いていたよ

生きてることを
息をしてることを
誰でもいいから
透明じゃなく 色のある色にしてくれ

色のある色にしてみろや!

2007年10月2日火曜日

色の無い虹

最初から終わっていたんだ
春を照らす一時のメロディー
暖かい風はただ僕を脅かす
さよなら ぬくもりに満ちた雪も終わり

綺麗な物は愛せない
優しさという光が怖いから
だけど僕の涙は汚な過ぎて
信じられる物が分からない

僕は直ぐに「死にたい」と言う
だけどそれは本心じゃないよ
渇き切った心の中では微かに
壊れかけの明日を信じてる

ポケットの中の核兵器
小さな勇気はまだ僕を動かさない
意味の無い躍動だった
小さ過ぎる心の中

自分の空を描いた
凛とした雨が降った
太陽の無い世界に虹は架らない
だけどそんなこと構いはしない

いつか僕が一人立ちする頃
信じるもの信じて
夢や希望を見捨てたりしない
平凡な人間であることを信じたい