大切な人が 手首に刃物当ててるのを見た
悲しかったよ 腕自体 傷だらけ
何度も軽くやったそうだよ
でも表は無神経なフリして
根暗な僕が 思いっきり泣いた夜
手首にカッター 当ててみたよ
錆び付いた鉄
とても冷たかったんだ
血の色が見たい訳じゃ無い
匂いを知りたい訳じゃ無い
嫌なもの皆消していかないと
体に悪いと思ったのさ
そう言ってカッターナイフ
部屋の隅に放り投げた
大切な人が 手首に刃物当ててるのを見た
呆然と見てただけ 何故なんだか
いつもやってたそうだよ
僕には君 輝いて見えるのに
青い空の向こう側は
多分今 夜が明ける頃
嫌なもの殺していかないと
僕駄目になっちゃうのさ
そう言ってカッターナイフ
部屋の壁に傷付けた
あの人が泣いている
この僕もまた泣くよ
反射する透明な光
心臓の中を抉っている
嫌なもの皆消していかないと
体に悪いと思ったのさ
そう言ってカッターナイフ
部屋の隅に放り投げた
嫌なもの殺していかないと
僕駄目になっちゃうのさ
そう言ってカッターナイフ
部屋の壁に傷付けた
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